イライラや怒りで大切な人との関係を壊してしまう

本当は不安なのに自分自身でそれを自覚できず相手にイライラや怒りでぶつけてしまい、いつも夫婦関係や大切な人との関係を壊してしまう人がいます。

権威的な男性であるケースもありますが、カウンセリングでは圧倒的に女性が多いように感じます。

その心理的背景には、素直な感情を受け止めてもらう機会が生育過程でほとんど無かったり、勝ち負けの世界に生きていて相手に負けられなかったり、依存することに否定的な観念を持っていたりすることがあります。

それらの要因から不安な感情を自分自身でも自覚できずに、しかし不快なため「どうしてあなたは…」とイライラや怒りで発散するような形で相手に表現してしまいます。

アダルトチルドレンの場合はその不安が強い見捨てられ不安であることが多く、結果として相手を試したりコントロールしようしてしまったりする人もいます。

素直に不安な自分を表現できれば良いのですがまったく違う表現をしていますから、相手はよく理解できませんし関係を壊してしまうことになります。

もちろんそれを望んでいないので自分も自信を失ってしまい、さらに不安になってイライラや怒りで表現してしまうという悪循環に陥ってしまいがちです。

カウンセリングではそれぞれの心理的背景を考えながら、まずはカウンセリングの場で素直な感情表現ができるようになってくることを目指します。

そして大切な人に対しても段々と素直に表現できるようになってくれば、相手との関係性は良くなり自分自身ももっと楽に生きられるようになってくるはずです。

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